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救急看護を続けたい。 救急看護師のスキルを活かせる働き方とは?

作成者: Bloom Ns チーム|2025/05/08 6:59:14

おすすめの働き方をご紹介!

救急看護師のキャリアでは、新卒から同じ病院に勤務して、経験やスキルを身につけていくケースが多くみられます。

そのため、ある程度経験を積むと「他の病院の救急が気になる」「他の救急で働く選択肢もあるのかな」と、働き方について悩む中堅看護師さんも多いのではないでしょうか。

今回は、これからも「救急看護を続けたい」と考えている救急看護師さん向けに、経験を活かして、好きな救急看護の領域で働き続けるための働き方をご紹介します。

 

目次

 

救急看護師の仕事

救急看護師は救急看護を実践するなかで、幅広い医療知識とスキルを身につけています。

一方で、救急看護の領域は幅広く、救急医療体制によって経験している症例や習得スキルが異なることがあります。

救急看護を続けるうえで、救急看護師の仕事について理解し、自分にはどのような救急看護の経験があるのか、今後どの領域で働きたいのかを整理することは大切です。

救急看護師の仕事について解説します。

 救急看護とは

救急看護とは事故による外傷、病気など、さまざまな状況によって救急処置が必要な対象に行われる看護のことです。

 

 救急看護師の役割

救急医療の対象は、突然の発症や受傷をした患者であり、年齢や性別、診療科、重症度を問いません。

救急搬送時には患者の情報が少ないことや容態が急変することもあります。

救急看護師には少ない情報からのアセスメント力、緊迫した状況下での迅速な判断と実践、幅広い医学知識が求められています。

看護技術面では、救急蘇生処置、止血や骨折などの応急処置、医師の行なう処置検査時の介助など、様々な看護を行なう役割があります。

 

  救急看護師の活躍の場

救急看護が行われている場所は、救急医療施設内、災害現場、病院前救護(ドクターカー、ドクターヘリ)、学校保健、産業保健など幅広くあります。

なかでも、救急看護師が救急医療の経験を積み、活躍している場として「救急外来」「救命救急センター」といった医療施設の救急部門が多いでしょう。

救急医療施設は救急医療体制3つの区分に分かれています。

救急医療体制の区分の違いにより、救急看護の対象や具体的な業務内容が異なります

機能 対応 医療機関
三次救急

24時間体制
危篤な救急患者対応

救急救命センター、高度救命センター

二次救急 当番制
休日および夜間に入院治療を必要とする重症救急患者を対応

救急告示病院、病院群輪番制病院、
共同利用型病院

一次救急

軽症で外来診療によって帰宅が可能な患者を対応 休日夜間急患センター、在宅当番医など

 

救急看護の分野で働き続けるメリット

救急看護師は緊迫したハードな現場で働き、疲労やストレスを感じることも少なくないでしょう。

しかし、救急看護師のなかには、救急看護を実践するなかで、幅広い医療知識とスキルを身に付け、活き活きと働いている方がたくさんいます。

救急看護師として働き続けるメリットとは何でしょうか。

幅広い疾患・病態の知識が身につく

救急医療の現場では、対象の診療科は幅広く、重症度によっても対応が異なります。
救急看護師は、診療科ごとに分かれている病棟に比べて、さまざまな疾患・病態の知識を身に付けることができます。

スキルアップができる

救急看護師は、救急蘇生処置、応急処置、医師の処置・検査介助などを実践します。
血管確保、採血などを緊迫したなかで実践を重ねるので、看護処置のスキルを磨くことができます。

救急ならではのチームワーク、ケアで看護のやりがいを感じられる

救急医療では、医師と看護師だけでなく、救急救命士やコメディカル(検査技師、薬剤師、MSWなど)で連携し、協力体制をとっています。

チームメンバーとして看護師の役割を果たし、適切な看護ケアにより、重篤だった対象者の回復を手助けできたときなど、看護師としてのやりがいを感じることができます。

 

救急看護師の働き方、職場紹介

救急看護師さんのなかには、ずっと同じ病院でスキルアップしていくか、他の救急に転職してみるか、働き方について考えている方もいるのではないでしょうか。

今回は、救急看護が好きで「救急外来」で活き活きと働いている救急看護師たちの働き方やコメントを紹介します。

 

1. 3次救急で働くAさん 

 

救急外来歴:5年(看護師歴10年)

=病院情報=
病床数:1000床
救急医療体制:3次救急医療
救急搬入件数:約1000件/年
症例:CPA、重症多発外傷、特殊疾患(広範囲熱傷、急性中毒など)等


30代看護師


新卒で救命センター配属になり、今は救外メインで勤務しています。
高度救命救急センターとして重篤な患者さんを受けいれるので、緊迫した場面も多いですが、チームで協力しながら看護をしています。
救急看護認定看護師など資格をもった看護師が多く在籍しているので、現場のフォロー体制もあり、働きやすい環境です! 

 

2. 2次救急で働くBさん(40代)

 

救急外来歴:8年(看護師歴20年)

=病院情報=
病床数:450床
救急医療体制:2次救急医療
救急搬入件数:約2,500件/年
症例:急性心疾患、ショック、慢性疾患増悪 等


40代看護師


もともとは急性期病棟で10年ほど看護師をしていました。好きな急性期を極めたいと配置転換を希望して救急になり、それからずっと救外で働いています。
2次救急なので、救急車搬入だけでなく、walk-inの患者さん対応もあります。救急外来でアンギオも担当しているので、幅広い経験ができて楽しいです。

 

1. 3次救急で働くCさん(30代) 

 

救急外来歴:10年(看護師歴18年)

=病院情報=
病床数:320床
救急医療体制:2次救急医療
救急搬入件数:約6,900件/年
症例:脳卒中、急性腹症、慢性疾患増悪、転倒外傷 等


30代看護師


大学病院のICUで8年ほど勤務し、今の病院に勤務。前職の経験を活かして救外で10年働いています。
救急車の受け入れは多い病院で、3次救急と比べて重症度は低いですが、多い時には1日20台来るときがあります。同僚たちには救急経験がある中途入職者も多く、みんな前職の経験を活かしながら楽しく働いています。

 

まとめ

救急看護師は救急医療で幅広い医療知識と看護スキルを身に付けているので、救急看護の経験とスキルを活かせる働き方がおすすめです。

「救急が好き」という思いで、ずっと救急看護の現場で働いている救急看護師がたくさんいます。

救急看護を続けていきたいのであれば、自分の希望する働き方(専門性を磨きたい、3次救急がいい、2次救急がいい等)に合わせて、楽しく働ける職場を選んでみましょう。

 

~ 救急看護師におすすめの働き方をご紹介!~


最後に、救急看護の経験を活かしながらプライベートも充実させたい看護師に
おすすめの「スーパーナース社員看護師【Bloom Ns】」の仕事を紹介します。

救急看護師へのおすすめポイント

勤務先は“救急看護分野”に限定

救急看護分野の勤務先は、救急外来、ユニット、OPE室があります。

救急看護が好きな看護師さんにおすすめです。

一定の期間ごとに病院の救急で働くことができる

1つの病院に固定されることなく、いくつかの病院で経験ができるので、より経験を積みたい方、いろいろな病院の救急で働いてみたい方におすすめです。

社員として手当や相談サポートがあり働きやすい

契約先病院の手術室で働くので、派遣で仕事をするイメージに近いですが、
派遣との違いは大きく2つあります。

  1. 本部にはサポート社員(看護師)や同じ働き方をしている仲間がいて、交流するコミュニティがあります。社員看護師同士で仕事の悩みなどが相談できます。

  2. 社員として雇用されるので、手当や相談サポートがあり働きやすい環境です。

病院正職員との違いは、委員会、係の活動はないので、看護業務以外での残業はありません。

病院に転職しなくても救急で働くことができ、社内のコミュニティやサポート体制が充実している働きやすい環境です。初めて会社員として働く方でも安心して働くことができます。

 

こんな看護師におすすめ!

救急看護分野で働く社員看護師がおすすめの人

・救急看護が好き
・ずっと救急看護分野で働きたい
・経験、スキルを積み重ねていきたい
・いろいろな救急の現場を経験してみたい
・将来の働き方を考える機会が欲しい
・ひとつの環境に固定されるより、流動的に働いていたい
・好きな仕事をして、プライベートも充実させたい
・経済的に安定していたい
・社会保険などの煩わしい手続きはしたくない

 

 
「スーパーナース社員看護師【Bloom Ns】」の救急看護師は、契約先病院の“救急看護”の分野(救急外来、ユニット)で働きます。
社員看護師なので、病院の委員会や係の仕事はありません
救急の分野で今までの経験を活かして働ける環境で、看護業務だけに専念できてプライベートを充実させやすい働き方ができます。

 

 

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